シンカシタイ

しがないサラリーマンでも毎日少しはシンカしていきたい           なのでブログはじめました

2017 YBCルヴァンカップ 準決勝 第2戦 vs.ベガルタ仙台

2017年10月08日(日)15:04キックオフ 会場:等々力陸上競技場

 

ありがたいことに両親が娘を預かってくれたので、嫁と二人で観戦できました。

いやー、心震える素晴らしいゲームでした。

 

今日のポイントは3つ。

 

”最高傑作”三好の2得点

 MVPを一人上げろと言われれば、それはもちろん2得点をあげた三好選手ですよ。

川崎サポならだれもが知っている「ユースの最高傑作」と言われた男。

それが、三好康児20歳。

選手についての詳しい紹介はフロンターレ公式HPにかなわないのでリンク↓

MF13/三好康児選手 | 選手・スタッフプロフィール2017 : KAWASAKI FRONTALE

誰もが認める才能、特にボールを持たせたら何かしてくれるワクワク感がある。

派手に騒ぐほうではないけれど、傍目にも内に秘めている闘志をすごく感じる。

一方で、怪我で出遅れもあり、ファンの期待からするとこんなもんじゃないと思われていた選手。

それが、待望の2得点です!

それもとっても貴重な先制点・追加点。

「あんたが大賞」も文句なしでしょう。

ただ、後半交代されたのはどうかというと、それはやはり妥当と思ってしまった。

本人は悔しい交代だったと思うけど、それが現在の立ち位置。

落ち着き感だったり、相手へ与える威圧感だったり、味方へ与える安心感だったり。

是非、どんなときでも最後までピッチにいてほしい選手となるまで成長してほしい。

いつかは海外へ旅立つ選手だと思っていますが、その前にまだまだ「伸びしろ」はありますよ!

 

影の主役❞中野嘉大❞

今日の仙台で一番目立った選手は中野選手で間違いないでしょう。

かれはフロンターレから仙台へレンタル移籍中の選手です。

通常、レンタル移籍中の選手は所属元との試合には出られない契約になっていることが多いのですが、

フロンターレではそういう制約は付けずにレンタルに出しています。

そのほうが盛り上げるし、本人もいわゆる「恩返し」をしようと燃えるでしょう。

そして、1得点&奈良ちゃん退場のファールをもらう、まさに「恩返し」にふさわしい活躍をしました。

・・・いや、要らないからそういうの!

といいつつも、今も応援する気持ちがあるから、多少の嬉しさはありました。

代名詞でもある「ぬるぬるドリブル」は、今日の得点シーンでも3人抜きしていたのかな?

たとえるなら齋藤学選手に近いでしょうか。

そして、今日はシュートも完璧でした。(その才能は川崎時代は見たことなかったぞ!)

 

彼は一昨年、川崎で一時はポジションをつかむほどの活躍をしました。

しかし、なぜか去年はいいところを出せずに、ファンも納得のレンタル放出。

仙台で活躍している姿を見られるのは本当にうれしい。川崎戦以外ではね。

プロは華やかな表舞台の陰で、ものすごい厳しい世界。

そこに立っている選手たちを尊敬するから、またサッカーが見たくなる。

今日活躍したからといって明日が保証されるわけではないでしょうけれど、
多少なりとも中野選手の未来につながる試合だったとしたら、
恩返し弾をもらった甲斐もあるというものです。

 

ACLの宿題の答えがみつかった

 この試合は、後半早い時間に奈良選手がイエローカード2枚で退場になりました。

奈良選手は反省を、というところではありますが、
リプレーを見ても、決してカードを出されるファールではないように見えました。

ですが、それは先週の対戦相手(石原選手)に出されたものも同じこと。

審判のレベルについてまでは言及しませんが、これもサッカーということでしょう。

 

だれもが、ACL浦和戦の敗退を思い出したのは間違いありません。

実際、その後しばらくは仙台の猛攻を受けつづけ、浦和戦をほうふつとさせる展開。

もう、観客席でも息詰まる空気で、心臓に悪い。

しかし、結果は浦和戦とは真逆の、歓喜のフィナーレが待っていました。

 

一つは、舞台がホーム等々力であったこともあったでしょう。

そして、選手たちの気持ち、これ以上ないくらい伝わってきました。

タイトルを取りたいという気持ちをどれだけ強く持てるか。

痛いけど走った。苦しいけど走った。

涙が出そうでした。頂点まであと一つあるから泣かなかったけどさ。

憲剛をピッチに残して、攻撃の気持ちを残したこともあるでしょう。

長谷川選手とハイネル選手の投入で、相手をかき回すことができたことも本当に大きかった。

でも、ACLの答えを一つだけ上げるなら、それは「絶対に諦めない気持ち」

そう、それがいわゆる「勝者のメンタリティ」なのかもしれない。

そしてそれを選手もチームもサポーターも、手にすることができたのではないでしょうか。

 

もう優勝するしかない!

いざ、11.4埼玉スタジアムへ!

 

やばい、目から汗がでてきた。

以上です。