2017 明治安田生命J1リーグ 第29節 vs.ベガルタ仙台
2017年10月14日(土)15:03キックオフ 会場:等々力陸上競技場
少し肌寒い中、嫁と二人で現地観戦です。
試合は3-2でフロンターレが勝ちました。
先週に続き・・・最高でした!
今日のポイントは3つ。
強敵だった仙台と”やる気スイッチ”
先週の激闘のあとだから仕方ないのでしょうか、前半は仙台ペースでした。
前半からエンジン全開でボールを掴みにきた仙台に対して、川崎は後手に回る展開から始まりました。
素人目からの感想しか言えませんが、川崎の「やる気スイッチ」が入っていないまま試合に入ってしまったような。
とは言いつつも、仙台の優勢は「運動量」に裏付けられたものですので、
後半には必ずばててきて、川崎が試合を握れるようになるだろうとも思っていました。
実際、前半0-0で後半に点を取って勝つというのは、川崎のパターンでもあります。
しかし、サッカーはいつでも計算どおりにいくほど甘くはありません。
実際、この試合では前半に退場者を出すことで、「運動量の優位」というものは完全に吹き飛びました。
だからこそ、試合の頭からピークに持っていけることが、大事なのだと思います。
川崎には「ムラ」があると、この日も解説の福田正博さんに言われてしまいました。
パスサッカーだからこその常にコンディションを維持することの難しさは当然あると思いますが、
メンバーを入れ替えてでも、どんなときでも相手に気持ちよくさせない強かさがほしい。
ダメな時のやる気スイッチのパターンがもっとたくさん必要なのかな、と思います。
そういう意味では、後半頭からネットを変えたというのは、本日の鬼木采配のポイントだったと思います。
3試合連続で退場者のでる展開
前半、川崎の中心にいたのは間違いなく家長選手でした。
冷静な判断と鬼のようなキープとベテランらしからぬ運動量。
チームが上手くいかないときでも、一人でこれだけ打開してくれる選手がいる。
陳腐な表現ですが、川崎になかったものをもたらしてくれてありがとう。
そう思いながら見ていました。
そこで突然起きた2枚目のイエローカード、そして退場。
現地で見ていて、なぜカードなのか、全く分かりませんでした。
そして、帰宅後にリプレーで見ても、やはり分かりません。
これも解説の福田正博さんの言葉ですが、主審はキッキングを見たのだろうと。
しかし、リプレーで見れば、むしろ踏まないように跨いでいました。
ということは、完全に誤審です。
主審の池内氏については、ウィキペディア情報だけ引用しておきます。
池内 明彦(いけうち あきひこ、1983年8月5日-)は、広島県出身のサッカー審判員。
2008年1月に1級審判員の免許を取得し、JリーグのJ1、J2で主審を務める。ホームチームに退場者を出すなど不利なジャッジをする傾向が強く、その影響は試合結果にも現れている。特に2016年のJリーグ主審担当試合ではホームチームが5勝7分14敗(1試合平均勝ち点0.85)と大きく負け越し、Jリーグ初の「ホームチーム平均勝ち点0点台主審」となった。
敵は12人いた。
不可解なジャッジにブーイングすればするほど、反抗してしまうタイプのようです。
そういう意味では、サポの反応は敵に塩を送ってしまったということで、反省しなくては・・・
ってなんじゃそりゃ!!
等々力劇場の正体
10人での戦いでも諦めない気持ちを身に付けたことは先週すでに証明済み。
ですが、ACLともルヴァン準決とも違うところは、点を取らないと負けてしまうこと。
しかも、勝利には3点以上必要でした。
結果的には、エウソン、小林悠、小林悠の3つのスーパーゴールが決まった。
これは、普通じゃありえません。
等々力全体がゾーンに入っていた、わずか5分間の出来事。
そんな夢のような時間に立ち会えたことは本当に幸せでした。
はっきり言って、これは奇跡でした。
もう二度と同じことはできないでしょう。
その正体は・・・
中村憲剛のJ1通算400試合出場記念メモリアルゲーム
だったから。そう言っていいですよね?
だって、そうとしか理解できません。
サッカーを愛し サッカーに愛された男!
すべて(ではないけど大半)の等々力劇場の生みの親!!
そう、その人の名がナカムラケンゴ。
おめでとう憲剛。
あなたのいるフロンターレのサポーターで良かったです。
前半何度か訪れた決定機は力みすぎて外してたけど、ジャスティスは次回のお楽しみですね。
ちなみにあんたが大賞は小林悠でした。そりゃそうか(笑)
あー、次のファイフロも楽しみだ。